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保土ケ谷区 コラム

公開日:2022.10.13

横浜駅西口 Vol.3
カヤックで水辺のごみ拾い
拠点として生きる”FP”

  • 南幸橋横の桟橋から乗り降りするカヤック

  • 代表の寺田さん

 (一社)横浜西口エリアマネジメントが運営する相鉄ムービル1階のFUTURE(フューチャー) PUB'LIC(パブリック)ヨコハマニシグチ(通称FP)。そこを拠点に帷子川・新田間川・幸川など、西口の「水辺・環境」をテーマに活動する団体がある。

 その団体は「ココペリプラス」(寺田浩之代表)=東京都江東区。2014年設立の任意団体で、都内や県内などで自然体験や環境学習、都市の自然再生、自然環境展示などを手掛ける。

 16年に西口の水辺に関する会合に参加したのをきっかけに、FPの運営団体と連携することに。現在はカヤックによる河川の清掃体験やごみの調査などを行っている。

豊富な水生生物

 代表の寺田さん(41)は「西口を囲む河川は、都市河川としては水質が良く水生生物も豊富」と話す。実際、ボラやクロダイ、スズキなど約10種類の魚が確認できるという。「カヤックに乗ってごみ拾いをする『クリーンアップ・ネイチャーカヤック』を体験して河川の環境を知り、西口の水辺をより身近に感じてもらえれば」と期待する。

 近年、コロナ禍で話題となったいわゆる「街飲み」。ビン、カンをはじめたばこの吸い殻が増えた。寺田さんは「河川の環境に関心が深まれば、ごみ問題の改善にもつながる」と語る。※カヤック乗船の詳細は同団体のウェブサイトで確認を。

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