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保土ケ谷区 コラム

公開日:2023.03.02

vol.487
ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや
「卒業」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

 ボクはミルキーJrモカJr モネ。生後11か月のミニチュアシュナウザー。3月といえば「卒業」シーズン。この「卒業」は学校で所定の学業過程を学び終えること、また、学び終えて学校を去ること、という意味で一般的に使っている。一つの事業を完了すること、思想、技術などの段階を完了すること、という意味で使う場合もあるね。

 「卒」は8画の漢字。音読みは「シュツ、ソツ」、訓読みは「しもべ、お(える)、お(わる)、つい(に)、にわか(に)」「業」は13画の漢字。音読みは「ギョウ、ゴウ」、訓読みは「わざ、なり」

 今年の公立学校卒業式、横浜市内には、小中高校、特別支援学校など507校の公立学校があるけれど、卒業生・在校生・教職員には、合唱など飛沫が広がるような場面ではマスクの着用を求めて、式典全体としては着用を求めないとしているようだね。一方、出席する保護者や来賓にはマスクの着用を求めるのが、基本的な方針のようだ。

 中学生、高校生は入学時からずっとマスク着用で3年間の学校生活を過ごしてきただろうから、卒業式に着用しなくてよいといわれても、「マスクをするのが当たり前。着用しないのは恥ずかしい」「友だちに合わせて着用を考える」「感染が怖いので着用する」などの異なる意見を聞くと、コロナ禍が社会に与えた影響をいまさらながらに感じるよ。

 4月で1歳になるボク。最近やっと、何でも口の中に入れることを「卒業」したよ。

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