保土ケ谷区 コラム
公開日:2023.04.06
vol.489
ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや
「マスク」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)
ボクはミルキーJrモカJrモネ。瀬戸ヶ谷町に住む生後11か月のミニチュアシュナウザー。新年度を迎え、皆様いかがおすごしですか?
新型コロナウィルス感染症の予防対策として、多くの方々が着用してきたマスク。令和5年3月13日「マスク着用は個人の主体的選択を尊重」となったね。ボクが散歩の途中ですれ違うのはマスク着用の皆さんばかり。保土ケ谷駅やバスターミナルの様子はどうだろうかと行ってみたら、着用していない人とすれ違うことはほとんどないの。未知のウィルス感染に対する危機感はそうそう簡単に拭えるものではないのだ、ということを実感しているボク。
日本国内で現在一般的な「マスク」の形は、明治時代初期あるいは大正時代にその歴史が始まるとの諸説があるようだ。当初は真鍮の金属を芯に黒朱子の布をフィルターとして取り付けた「工場マスク」といわれた工場での粉塵除けの目的を果たすものだったそう。
1918年(大正七年)のインフルエンザ(スペインかぜ)の世界的大流行は、当時約20億人だった世界の人口の25〜30パーセントが感染したといわれ、この頃にアメリカでマスクが流行したそうだよ。
日本でもインフルエンザは大流行し、1918〜1920年の間に、約2400万人が感染して、40万人が死亡したといわれているの。マスクは予防用品として着目され、爆発的な需要があったの。さらに、1934年(昭和九年)にもインフルエンザの大流行があった。 つづく
次回「マスク【2】」
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