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保土ケ谷区 コラム

公開日:2023.05.18

vol.492
ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや
「初夏」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

 ボクはミルキーJrモカJrモネ。瀬戸ヶ谷町に住む1歳のミニチュアシュナウザー。バラの花が見事に咲く道路沿いを歩くのが嬉しい爽やかな季節。夏の初めというには少し早いけれど、5月上旬から6月上旬までを初夏と表現するのでまさに今は初夏。また5月5日頃から5月20日頃までを立夏というね。

今が旬の食べ物

▽アスパラガス:新陳代謝を促し、疲労回復に効果がある。ビタミン類、カリウムを含み、茹でてもそれらの栄養成分はほとんど流失しないのが特徴。江戸時代には観賞用だったの。食用とされたのは明治時代からで、大正時代に本格的な栽培がはじまったのだけれど、当時はホワイトアスパラガスが主流で、グリーンアスパラガスが主流となったのは昭和40年代以降のこと。元々は南ヨーロッパが原産国で、紀元前二千年頃からあったそう。

▽ニラ:シミ、そばかすのケア、皮膚の代謝を高める効果が期待できる。ビタミン類などたくさんの栄養素を含む野菜。なかでもベータカロチンは、ニンジン、ホウレンソウなどの緑黄野菜にふくまれるよりも高い含有量を含んでいるの。日本には弥生時代に中国から伝わったといわれている。東アジアの地域が原産国で、三千年以上前からの食材だ。

▽グリンピース:体を作るたんぱく質、造血作用を支える葉酸、貧血予防に効果的な鉄分など、栄養豊富。日本で食用となったのは江戸時代。中央アジアから中近東地域が原産。8〜10世紀頃にインドや中国へ伝わり、日本で食用として一般化したのは明治時代から。

次回「初夏【2】」

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