保土ケ谷区 コラム
公開日:2023.08.24
vol.499
ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや
「秋の花」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)
ボクはミルキーJrモカJr モネ。瀬戸ヶ谷町に住む1歳のミニチュアシュナウザー。
9月になって咲き始める秋の花を調べてみたの。
ヒガンバナ(彼岸花):別名 曼殊沙華。英名はレッドスパイダーリリー。原産は中国の長江流域で多年生球根植物。日本の彼岸花の最古の記述と言えば、文安元年(1444年)に没した禅宗の高僧心田が遺した漢詩だそう。9月中旬に地中から芽を出し、1週間程度で花が咲き、葉は花の後に遅れて出てくるの。園芸店などで「リコリス」という名前の花は彼岸花のことだよ。よく見かける赤の他、黄色、白の花もあるの。
草全体に強い毒があり、球根1gあたり約0・15mgのリコリン他20種類ほどの毒性を持っているので食料としては適さないと思うのだけれど、江戸時代以前、飢饉の際に毒抜き処理をして、球根の澱粉で団子を作ったり、雑穀と混ぜて食べたこともあったそう。花言葉は、悲しき思い出、あきらめ、独立、情熱など。
シュウメイギク(秋明菊):別名 貴船菊。英名はジャパニーズアネモネ。中国の寺院に渡航した修行僧が持ち帰り、野生化した花で、別名の貴船菊というのは、京都の貴船に多くみられることに由来している。
9月〜10月の秋に咲くまさに名前の通りの花だよ。日本でシュウメイギクという名前が最初に記述されたのは天和元年(1681年)の『花壇綱目』。江戸時代の園芸ブームのなかで品種の改良がなされていたようだ。花言葉は、薄れゆく愛、忍耐。
次回「秋の花【2】」
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