保土ケ谷区 コラム
公開日：2023.09.07
vol.500
ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや
「秋の花【2】」文／ささきやすえ（区内在住・フリーライター）
ボクはミルキーＪｒモカＪｒ モネ。瀬戸ヶ谷町に住む１歳のミニチュアシュナウザー。
秋に咲く花の代名詞のようなコスモス。主に秋に咲いて花弁が桜の花に似ているところから漢字では秋桜と書くのね。この字をコスモスと読ませるようになったのは、昭和の時代の歌手が歌った「秋桜」以降のこと。
原産地はメキシコの高原地帯で、18世紀末にスペインのマドリードの植物園に送られてコスモスと名づけられたの。コスモスの語源はギリシャ語の「秩序」「美しい」という意味のｃｏｓｍｏｓ、Ｋｏｓｍｏｓに由来する。
花の色は、白、ピンク、黄色、黒紫色など。黄色のキバナコスモスは品種改良によって作られたもの。花言葉は「野性的」というから面白いね。黒紫色のコスモス、野生の原種は絶滅したと言われているので、見に行くのなら栽培している国営昭和記念公園、国営伊豆四季の花公園などがおすすめ。
萩の花も秋を代表する花。草冠に秋と書いて萩なのだから、まさに秋の代表だ。
万葉集では百四十一首もの和歌が詠まれ、植物として最も多く登場する。実は、万葉集では漢字の「萩」は出てこないの。「波疑」という万葉仮名を「はぎ」と呼んでいるの。
秋の七草だけれど実は落葉低木。原産地は北アメリカ、東アジア。花の色は白、ピンク。花言葉は思案、柔軟な精神。
散歩が大好きなボク。わんこ仲間に会うのがとても楽しみ。まだ暑いから夕方に出かけるけれど、涼しくなって、日中、花を見ながら歩くのが待ち遠しいよ。
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