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保土ケ谷区 コラム

公開日:2024.03.07

vol.513
ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや
「春の花」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

 ボクはミルキーJrモカJrモネ。瀬戸ケ谷町に住む1歳のミニチュアシュナウザー。春に咲くピンクの花を探してみたよ。

 横浜市の花「バラ」には多くの種類のピンクの花があるね。チューリップ、デルフェニューム、クレマチス、アルストロメリア、日日草などは散歩の途中でよく見かける。

 ピンクの花が咲く木といえば梅、桜だね。保土ケ谷区狩場の横浜市児童遊園地には、およそ150本の梅と650本の桜の木があるの。花見台の県立保土ケ谷公園にはおよそ120本の梅と600本の桜の木があって、路線バスの中から見下ろすように一面に広がる様子を楽しむこともできるよ。

 桜の花言葉は「精神美」など。日本の国家として凛とした美しさを表している、と考える人もいるようだ。梅の花言葉は「忠実」「忍耐」「高潔」。奈良時代に中国から梅が伝わった頃は春の花といえば梅だったの。奈良時代に詠まれた和歌の「花」といえば多くは梅のことだそうだよ。

 ハナミズキ、ハナモモ、ムクゲ、サルスベリなどもピンクの花が咲くね。

 今年1月4日の本紙には、創立60周年を迎えた保土ケ谷区老人クラブ連合会が、記念樹としてハナミズキの苗を保土ケ谷区に寄贈し、昨年末に区役所前で植樹式が行われたという記事が掲載された。何色の花が咲くのかな。楽しみだね。

 保土ケ谷区の花「ハナモモ」は散歩の途中、よく見かけるの。ボクの家は白いハナモモ。花の季節が終わると黄緑色の実がつくけれど大抵は100gに満たない小さな形。苦みや酸味が多いため、生食には適さないと言われているようだね。

次回「春の花【2】」

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