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公開日:2025.07.24
宮田中加藤さん
陸上で初の全国へ
400mで標準記録突破
横浜市立宮田中学校の加藤瑛樹(えいじゅ)さん(3年)が、7月5日と6日に三ツ沢公園陸上競技場で行われた第38回神奈川県中学校選抜陸上競技大会の男子共通400mで全国標準記録を上回る51秒02で優勝。8月17日から沖縄県で行われる全国大会の出場を決めた。
友人が通っていたことがきっかけで、小学生2年生の頃に横浜国立大学陸上グラウンドで練習を行う陸上クラブチームに入部した加藤さん。6年生の時には100mで神奈川県3位になった。全国大会出場をあと一歩のところで逃した経験から宮田中陸上部では、「全国出場」を目指し練習に励んできたという。
同部の三尾健介顧問によると、加藤さんの良さはバネの効いた大きな走り。入部以降は100mに専念していたが、2年生の時に、後半に強い走りを生かすために200mと400mへの転向を提案。9月に出場した大会での400mのタイムは53秒10。その後は三尾顧問のアドバイスなどを取り入れ、記録を伸ばしていった。
県大会前の練習で全国標準記録に近いタイムを出せていたこともあり、「競技場でしっかりと力を出せば突破できる」と、リラックスした状態で大会当日を迎えた加藤さん。序盤は他の選手について行き、中盤で差を詰め、最後の100mでラストスパートをかけて抜きさることを意識し挑んだ。予選では50秒10の記録を出し決勝へ進出。「予選よりもタイムは良くなかったけど、最後の100mからのラストスパートでスピードに乗れた」と決勝の走りを振り返る。
「ペース配分を考えて走る唯一の短距離競技。ペース配分次第でタイムが大きく変わってくる」と400m競技の魅力を語る加藤さんだが、県大会で課題も見つかった。序盤で飛ばしすぎない走りを意識しているが、他の選手に差をつけられてしまったといい、全国大会では「前半で前の選手にしっかりとついて行く意識で走りたい。まずは決勝に残って入賞したい」と意気込みを語る。
目標としていた全国大会は8月17日に沖縄県で開幕。神奈川県内で全国大会出場を決めているのは加藤さんが唯一となる(7月21日時点)。
三尾顧問は「現在全国ランキング8位。ベストの走りができれば決勝に残れると思うので、しっかりとサポートしたい」と話す。
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