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保土ケ谷区 社会

公開日:2026.08.27

栄村商店 全営業車に防災セット 社員の安全第一に備え

  • 営業車に積まれた常備品を見せる社員

    営業車に積まれた常備品を見せる社員

  • セットの中身

    セットの中身

 業務用食品総合商社の(株)栄村商店(榮村健一社長)=坂本町=は、災害発生時の社員の安全確保を第一に考える。その象徴的な試みが、約5年前から取り組んでいる全10台の営業車への防災セットの常備である。

 防災セットには、1リットルの飲料水のほか、2〜3日分の防災食や携帯トイレを封入。外出中に被災した社員が孤立しても自活できるよう体制を整えている。8月30日から9月5日までの防災週間をめどに毎年、担当社員が防災食の賞味期限などを確認し、必要に応じて入れ替えを実施している。

 同社は、中小企業などが策定した防災・減災の事前対策に関する計画を経済産業大臣が認定する制度「事業継続力強化計画」を、2024年度に取得。災害時の行動指針として、避難誘導や取引先への連絡などに担当者を設けるほか、社内には発電機や蓄電池を配備して有事に備える。

 榮村社長は過去に発生した台風の影響で、自宅が長時間停電となった経験がある。「今年7月の熊本地震では熱中症で亡くなった人もいると聞く。さまざまな二次災害にも対応できるよう、しっかりと準備をしたい」と話す。

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