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公開日:2026.08.13

保土ケ谷高塚本さん 陸上200mで日本一 高校総体 「自分の走り」貫き

  • 1位でフィニッシュする塚本さん=平和堂HATOスタジアム

    1位でフィニッシュする塚本さん=平和堂HATOスタジアム

 県立保土ケ谷高校陸上競技部の塚本蘭天生(らんでぃ)さん(3年)が、8月3日に滋賀県で行われた全国高等学校総合体育大会(インターハイ)陸上競技大会の男子200m決勝に出場し、20秒95で優勝した。塚本さんは「どう言葉にしたらいいか分からないぐらい。すごくうれしい」と喜びを表した。

 「自分の走りができた人が一番速い-」。その思いを胸に挑んだ決勝。スタートが決まり、コーナーを抜けた時に、勝ちを確信した。「自分は後半には自信があった。100m通過時点で並んでいれば勝てると思っていた」。フィニッシュラインを先頭で駆け抜け、目標としていた日本一に上り詰めた瞬間、両手を大きく広げて喜びを爆発させた。

南関東で大会新 

 5月に行われた神奈川県予選会では、20秒82で県高校記録を更新して優勝。6月の南関東地区予選会は、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手(現・東レ)による従来の大会記録を0秒24更新する20秒74のタイムで決勝を制した。同じく南関東の400mでは、レース中に左脚太もも裏の筋肉がけいれんするなどのアクシデントなどもあり予選落ちを味わったものの、「悔しい形で終わってしまったが、逆に200mに集中できる理由の一つになった」と気持ちを切り替えて次のステージを目指した。

決勝は過去最高レベル

 そして迎えたインターハイ。塚本さんは、8月2日に行われた予選と準決勝をいずれも20秒台で突破した。スタート時に「緩くいきすぎた」と振り返る準決勝は京都府の選手に先行を許し、逃げ切られて2位に甘んじたが、「負けて課題が見つかった。決勝でそれを克服できれば絶対に勝てると思っていた」と自信は揺らがなかった。

 出場する8人全員が準決勝で20秒台を記録した決勝は、「過去最高レベル」と注目された。「少し動揺したけれど、ここで勝てば過去最高レベルでの一番という称号が得られると心の中で言い聞かせ、リラックスして楽しんだ」。1・2mの向かい風の中でレースが始まると、コーナーを抜けたところで自分の前にはライバルの姿は見えず。そのまま得意の後半に持ち込み、トップで突き抜けた。「顧問からも周りの人は気にするなと言われていた。カーブを抜けてからは前しか向いていなかった」と冷静さも見せる快勝ぶり。「自分のレースをする。それだけを考えて走った」と強い思いを打ち明けた。

 中学時代は「県大会止まりだった」というが、強豪の保土ケ谷高校で揉まれた。「今シーズンのうちに20秒台前半というのを視野に入れつつ頑張っていきたい」と今後の抱負を述べた。

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