11人で始める定期演奏会 白鵬吹奏楽部が再出発
白鵬女子高等学校=北寺尾=の吹奏楽部が今日、第1回目の定期演奏会を開く。部員は現在11人。ここ数年、活動が下火になっていた部の新しいスタートとして、晴れの舞台に臨む。
同部は、学校創立当初に鼓笛部として始まり、約20年前から吹奏楽部としてスタート。1990年代には、30〜40人の部員が所属し、外部の音楽ホールでの演奏会も活発だったという。しかし、2000年頃から部員は減少。演奏会は学校内で行うものが中心になった。
そんな中、昨年4月に部のコーチとして中山達也さんが着任。中山さんが部員にアンケートをとると、演奏会をしたいという声が上がった。「演奏会を開催する流れが途絶えていたので、新しくゼロから作り直していくつもりで開催を決めた」と中山さんは話す。
演奏会のプログラムは部員と中山さんが一から作成。少人数では難しい曲も、複数の演奏パートを部員が一人でかけもつなどして工夫し、挑戦する。また、部員たちは本番に向け練習方法を変更。校内での演奏会は30分程度だが、今回の演奏時間は1時間以上。長時間の演奏にも対応できるように持久力をつける練習を重ねているという。部長の山口睦さんは、「後輩へつなげられるように、しっかりがんばりたい」と意気込みを語る。
定期演奏会は、鶴見区民文化センターサルビアホールで今日午後6時から。入場無料(要整理券)。全席自由。問い合わせは同部顧問(深瀬教諭)【電話】045・581・6721。
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