豊岡商店街 總持寺が縁で友好協定 石川県の商店街と締結
豊岡商店街協同組合と石川県輪島市の総持寺通り協同組合はこのほど、友好交流協定を締結した。9月2日には豊岡商店街で調印式が執り行われ、和やかな雰囲気のなか両商店街が協力関係を結んだ。
輪島市にはかつて、現在鶴見にある曹洞宗大本山總持寺が置かれていた。今回の協定は、互いに總持寺に縁があることや、今年2月に鶴見区と輪島市が友好交流協定を結んだこともあって、締結に至った。
もともと両商店街の交流は、2007年の能登半島地震をきっかけに開始。復興支援としてJR鶴見駅西口や区役所で輪島の農産物や海産物などの物産展を開催。その後も輪島ツアーを行うなど交流を深め、7月には豊岡商店街が豊岡小学校の児童7人を送り出し、民間レベルでの本格的な交流に力を入れていた。
総持寺通り商店街の五十嵐義憲代表理事は、「高齢化が進む中、交流人口を増やして活性化につなげたい。いろいろなお付き合いができれば」と話した。豊岡商店街協同組合の堀江幹雄理事長は「後継者問題や集客など、共有できる課題がある。意見交換しつつお互いが行き来するきっかけになれば」と語る。
両商店街とも協定を結ぶのははじめて。行政にはできない、民間ならではの取り組みをと意気込んでいる。「堅苦しいことではなく、会ったら飲みましょう、仲良くしましょう、という協定。お付き合いは変わらず続けていく」と堀江理事長。今後は地域住民を巻き込んだ物産展などのコラボ企画を考えていくという。
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