「鶴見のまちの大遠忌」連載【1】 鶴見とともに一世紀 豊かな文化、次世代へ文・写真 大本山總持寺大遠忌局
平成27年に總持寺は、第二代峨山韶碩禅師の650回大遠忌を迎えます。
曹洞宗大本山總持寺は、元亨元年(1321)に瑩山紹瑾禅師によって開創され、二祖峨山禅師によって大きく発展しました。長く石川県能登の地を拠点としていましたが、明治31年(1898)の大火で広大な伽藍を焼失し、明治44年(1911)に鶴見に移転しました。
御移転から百年あまり、鶴見の人々とともに、歩んでまいりました。
世界に開かれた禅苑、大本山總持寺は、鶴見のシンボルのひとつで、緑豊かな境内は区民の憩いの場でありながら、災害時の広域避難場所にもなっています。世界に誇る「禅」の文化に親しみながら、先人たちの志を受け継ぎ、鶴見の皆さまとともに、より豊かな文化を次の世代へ伝えることを願っています。
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