高齢者の外出を促そうと、鶴見区役所と鶴見区老人クラブ連合会、地域ケアプラザが、身近にある高齢者向けサロンなどの情報を一覧にまとめた「つるみシニアマップ」をこのほど作成し、配布している。
シニアマップは、定期的に通える地域の居場所やサロン、老人クラブとその活動内容などを図表化。区内を矢向・駒岡・鶴見中央・鶴見市場・潮田・東寺尾・馬場・寺尾・生麦の9つに分け、各地域に特化した9種のマップを作成した。A3サイズで三つ折りに折り畳んで持ち運べる。「掲載した活動の中でも、体力に自信がある人向けのものはマークを表示し、自分の好みに合わせて選んでもらえるよう工夫した」と区担当者は話す。
活動団体の刺激に
シニアマップは、高齢者が自宅に閉じこもり、介護生活や認知症になるのを予防しようと、初めて製作された。
高齢者向けの活動をまとめた配布物は、これまでなかった。「今までは口コミで情報収集するしかなかったが、一覧になればわかりやすい。活動団体も他地域のマップを見て、今までにないアイデアをもらえる」と老人クラブは期待する。
製作した9千部は、区役所やケアプラザ、老人クラブなどで配布。区担当者は、「民生委員を通して一人暮らしの高齢者へ活用を進めていきたい。定期的に改訂して発行を続けていければ」と話している。
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