記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 12月7日0:00更新
「現場に立つと、昔の暮らしが見えてくる。以前起こった楽しいことや悲しいことに思いを馳せるんです」。人物でご紹介した寿徳寺の廣瀬良弘住職は、研究で多くのお寺を回っており、本当に知識が豊富。
お寺は昔、罪を犯してしまった人が訪れる裁判所のような役割を担っていたり、鎌倉や群馬県の方には「駆け込み寺」と言われる、夫へ離縁を伝えることができない妻たちの逃げ場があったという。
供養や法事はもちろんだが、昔のように様々な面でお寺の役割が広がっていくことを期待したい。
(勝山)