鶴見区 社会
公開日:2020.04.16
横浜市鶴見区【WEB限定記事】
鶴見駅前の飲食店も”緊急事態”
要請で休業余儀なく悲鳴
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発出後、初の週末となった4月10日金曜日、午後8時前の鶴見駅前も人影はまばらだった。
東口側では、飲食店の半数近くが臨時休業の状態。同日、休業要請対象として居酒屋を含む飲食店は、午前5時〜午後8時までの時短営業のうえ、酒類の提供は7時までを要請されることが決まり、開店中の店舗からは「夜がメインの店は閉めざるを得ない」とあきらめの声も聞かれた。
「どちらにしても厳しい 」
同日夕方、東京都の小池百合子知事が、宣言下における5月6日までの休業要請対象業種を発表した。神奈川県の黒岩祐治知事は、休業要請について都と足並みを揃えるとしており、同様の措置がとられる形。要請は11日午前0時から始まった。
営業を続けてきた居酒屋の店主は「人命優先でコロナでの自粛はわかる。でも生活のためには営業しないと。でも結局お客さんは来ない」と、どちらに転んでも苦しい胸の内を明かす。
夜間のみ営業というオーナーは「開店時間を早めるか、昼のランチとかテイクアウトも含めて、少し検討する」と疲れた表情を見せた。
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