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【Web限定記事】横浜市鶴見区 10万円給付、区窓口が混乱 オンライン申請開始 国システムに障害で受付中断

社会

掲載号:2020年5月14日号

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1階区民ホールで順番をアナウンスする職員(13日午前10時ごろ撮影)
1階区民ホールで順番をアナウンスする職員(13日午前10時ごろ撮影)

 新型コロナウイルスの緊急経済対策として、国が国民一人あたり10万円を配る「特別定額給付金」のオンライン申請が、5月12日、横浜市で始まった。初日は、申請に必要なマイナンバーカードの手続きのため、開庁前から列ができるほど来庁者が増加。さらに全国からのアクセス急増が原因で国のシステムに障害が発生し、正午前には窓口受付をストップするなど、大混乱となった。

暗証番号忘れて再設定

 「特別定額給付金」は、全国の各自治体を窓口に国が給付するもの。申請は、WEB上で行うオンラインと、自治体から送られてくる書類で行う郵送と2種類ある。

 オンライン申請は、マイナンバーカードを持っている世帯主が手続き可能で、マイナポータル上の申請画面から金融機関の振込口座などを入力し、口座の確認書類をアップロードして申請する。本人確認時、自身で設定したマイナンバーカードの暗証番号の入力が必須となるが、忘れた場合は自治体の窓口で再設定する必要があり、この部分で多くの人が再設定のために区役所を訪れる事態となっている。

早朝と夜間に対応

 鶴見区では12日、開庁前に50人ほどが列をなし、正午前までに198人が来庁。待ち時間は最大で約2時間となったが、朝から続いていたいう接続障害が悪化したことで、11時50分に窓口受付を中断。承諾を得たうえで後日郵送で預かりという対応に変更を余儀なくされた。

 中断後は庁舎入り口に職員を配置。来庁者に当日の受付ができないことを伝え、頭を下げた。担当者は「忙しい中せっかく来て頂いたのに、申し訳なかった」と話す。鶴見区戸籍課によると、国のシステム障害は翌13日も状況は改善しておらず、一日に何人分が受け付けられるか見通せない状況だ。預かった分の処理は、比較的アクセスしやすい早朝と閉庁後にこなすという。

密は回避

 例年、区役所戸籍課は引越しシーズンの3月末から4月初旬が1年で最も混雑する時期。密集を避けようと、待合スペースにあるいすの利用を制限したり、1階の区民ホールに臨時の待合いすを設けて対応してきたため、密は回避している状況にある。

 マイナンバー窓口は3カ所から4カ所に増やしているが、来庁に加えて、給付金に関する電話での問い合わせも増加。制度は国が決めているため、新たな情報がないか総務省のホームページを検索しながら、問い合わせに対応する形だ。

「郵送利用を」

 マイナンバーカードの手続きでは、暗証番号の再設定での来庁がほとんどというが、なかには紙製の通知カードとの違いがわかっていないケースや、申請するための端末を持っていないまま訪れる人もいるという。

 オンライン申請の場合、申請後に家族の情報を役所側で確認する必要があり、市は「入力に誤りがある場合、再確認などで給付が遅れることもある」とする。郵送のための申請書は、5月下旬に発送できる準備を進めており、市民局は「暗証番号などが不明な場合は、郵送申請のご利用をお願いいたします」と呼びかけている。

 また、林文子市長は12日の市会臨時会本会議で「18日に給付金コールセンターを開設する」と専用の電話相談窓口を作ることを明言した。

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