2024年パリ五輪の正式種目となり、注目を集めているブレイクダンス(通称ブレイキン)。鶴見中央のスタジオWAAAPSで講師として働く大学2年生の佐藤匠(ダンサーネーム/SHO)さんがこのほど、フランスのパリで行われた世界大会「BATTLE PRO」で優勝した。
その道を志す人のほとんどが知っているという有名なブレイキンの大会。佐藤さんは10月に行われた日本予選で優勝。B―BOYソロ部門では一人しか選ばれない日本代表として同大会への出場権を獲得していた。
トーナメント形式、有観客で行われた大会当日。佐藤さんは、世界の強豪たちを圧倒し、見事世界一を勝ち取った。「自分よりもっと上手い人たちがいる。こんなところで負けてられないという気持ちで臨んだ。優勝は嬉しかったと同時に、ほっとした」と振り返る。
強みは柔軟性
佐藤さんの強みは、体の硬い男性が多い中、しなやかな体の柔軟性を持っていること。「ブレイクダンスは、独創性が大事。人と違う体の動かし方ができる点は大きいと思う」とし、今後については「パリ五輪はもちろん、様々な有名大会でタイトルを獲っていきたい」と意気込んだ。
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