矢向・江ケ崎・尻手の歴史資料室及び交流室「史季の郷」で10月25日まで、同地区の戦時中の歴史を伝える「戦争展」が開かれている。
これは、同館を運営するNPO法人「史季の郷」が企画したもの。第二次世界大戦などで矢向や江ケ崎、尻手の地域も影響を受けた史実を伝え、平和の大切さや戦争について考える機会になればと行っているもの。
館内には、地域住民から寄贈された戦時中に実際に使われた鉄兜や海軍制服などのほか、鉄板入りの防弾お守り、玉音放送を聞いたラジオ、当時の新聞などを展示。また、同地区の疎開図や空襲被害地の史料などを見ることもできる。
同法人で理事を務める間口健一さんは「新しくこの地域に住み始めた方や、歴史を知りたい方にぜひ訪れてもらえたら」と話す。期間中はスタッフに質問をすることもできるほか、地元の児童から寄せられた質問をまとめたアンケートも実施している。
間口さんは「地域を次世代に繋げていくためにも多くの方に歴史を知ってもらいたい」と呼びかける。
開館は火曜・木曜が午前10時から正午まで、土日は10時から4時まで。問合せは同法人の鴨志田さん【携帯電話】090・6545・3576。
戦時中の品募集も
同館では引き続き同地域の戦時中の品の寄贈を受け付けている。詳細は右記、鴨志田さんまで問合せを。
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