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鶴見区 社会

公開日:2023.03.16

總持寺で13回忌法要
震災被災地へ祈り捧げる

  • 法要後に語り掛ける石附周行禅師

 東日本大震災発生から12年を迎えた3月11日、大本山總持寺で被災物故者慰霊法要が行われた。

 總持寺では震災直後から法要を行い、2013年からは同寺や鶴見区文化協会、鶴見大学、鶴見歴史の会などと実行委員会を作り、法要企画「祈りの夕べ」を毎年開催してきた。同企画は新型コロナの影響で19年以降は中止となったが、同寺では法要を続けてきた。

 今年もコロナを考慮して祈りの夕べは中止となったが、13回忌の節目でもあることから、法要には同企画の実行委員らが招かれ、一緒に祈りを捧げた。法要を終え、同寺の石附周行禅師は「あの震災から12年が経ったが、我々は忘れてはならない。復興にはまだ長い道のりが続く。心に刻み、被災された方々と共に歩むことが大切」と参列者に語り掛けた。

 節目の13回忌をもって祈りの夕べ実行委は解散することになった。委員長を務めた文化協会の田中淳一会長は「一つの区切りではあるが、今後も被災地への思いを忘れずにしていきたい」と語った。同寺は来年以降も、三門そばの丘の上にある平成救世観音で法要を行っていくとしている。

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