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鶴見区 スポーツ

公開日:2023.09.28

YSF高附属中
ロボット探究部が全国4位
 初参加のWRO日本決勝大会で

  • 全国4位の成績を収めたメンバー(左から中濱さん、高瀨さん、安田さん)

 横浜サイエンスフロンティア高校附属中学校のロボット探究部がこのほど、「ワールドロボットオリンピアード」(WRO)日本決勝大会に出場し、ロボスポーツ部門で4位の成績を収めた。

 WROは小・中・高校生による世界最大級の国際ロボット競技会で、同決勝大会の上位チームが世界大会に出場する。

 4つのカテゴリーのうち、同校が出場したのは全国から12チームが出場した「ロボスポーツ部門」。レゴ社製キットで設計、プログラミングした2台のカメラ付き自律型ロボットで、テニスのダブルスのように対戦。8つのボールを打ち合い、ボールの残った数で勝敗を競う。

 出場したのは、2年生の中濱比呂さん、高瀨芽吹さん、安田叡智さんの3人。4月にチームを結成し、主に中濱さんがロボットの製作、高瀨さんがプログラミング、安田さんが挙動の確認などを担当。7月から8月にかけて行われた地区予選会を勝ち抜き、全国大会出場を決めた。

トラブルも臨機応変に対応

 初参加で挑んだ決勝大会。直前の試走会では、地区予選会とコートを囲む壁の材質が違い、摩擦などの関係でロボットが思った通りに動かないトラブルもあったが、3人で相談しながら臨機応変に対応。最終結果は4位で惜しくも世界大会出場を逃したが、3人は「悔しさもあるが、知識不足を実感した。初参加だったが、強かった相手のロボットの構造やプログラムを分析して、来年に向けて準備していきたい」と笑顔で語った。

 顧問の徳永康人教諭は「初参加でこれほどの成績を残したので、来年の結果が今から楽しみ」と生徒たちを労った。

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