戻る

鶴見区 ピックアップ(PR)

公開日:2025.03.06

災害時の受診は赤黄の旗を目印に
区、三師会が3月11日に掲出訓練

 大規模地震などの災害時に診療が可能な病院や診療所、歯科医院と開局中の薬局を示す「災害時医療のぼり旗」の掲出訓練が3月11日、区内医療機関や薬局で行われる。

 横浜市では医師会や歯科医師会、薬剤師会との取り決めで震度6弱以上の大規模地震が発生した際、開院・開局が可能な医療機関や薬局は目印としてのぼり旗を掲出することになっている。

 鶴見区でも1月17日と3月11日、9月1日と大震災が発生した日を基本に年3回実施している。

緊急・重症度で色分け

 災害時の医療提供体制は緊急度・重症度で分かれており、災害拠点病院は赤色、災害時救急病院と診療所、歯科医院は黄色で「診療中」、薬局は「開局中」の旗を掲げることになっている。

 災害拠点病院は命の危険にさらされている重症者が診療を受けるもので、区内では済生会横浜市東部病院=下末吉=が該当。入院が必要な人は災害時救急病院(区内8病院)、入院の必要のない人は診療所で診療を受けるよう求めている。

 旗を掲げた薬局では、避難先で薬が足りなくなっても、お薬手帳や薬と一緒にもらう説明書を持っていれば薬を出してもらうことができる。

 3月11日の訓練では、各地でのぼり旗を掲出する。区の担当者は「災害時は病院の混乱を避け、できる限りの命を救うために、緊急度などに応じた医療機関の受診をお願いします。この訓練を通じて、改めてご自宅周辺の医療機関などを確認して備えていただけたら」と呼び掛けている。(問)区福祉保健課【電話】045・510・1826。

鶴見区福祉保健課

TEL:045-510-1826

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

鶴見区 ピックアップ(PR)の新着記事

鶴見区 ピックアップ(PR)の記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS