横浜市はこのほど、2024年(1〜12月)の観光入込客数と観光消費額がともに過去最高値を更新したことを発表した。
観光入込客数(実人数)は3773万人、観光消費額は4564億円に達し、統計開始以来最も高い数値となった。
これは、これまでの最高値である2015年の客数3761万人、2019年の消費額3762億円をそれぞれ上回る数値。
観光消費額の内訳は宿泊が2581億円、日帰りが1983億円。宿泊客の平均消費額は24年に5万553円と、右肩上がりで増加している。
これらの推計は市内宿泊施設127施設、観光施設・観光交通機関104カ所の利用者延べ数や、市内7カ所の観光施設での聞き取り調査などをもとに算出された。
30年までに5千億円
市は30年までに観光消費額5000億円を目標に掲げている。
昨年度は観覧車の特別演出や、コラボ花火の打ち上げ、フォトスポットの設置などのキャンペーンを、さまざまな人気キャラクターやアイドルとのタイアップにより実施した。「音楽ホールのコンサートなどの大規模イベントをきっかけに訪れた観光客に、こうしたキャンペーンでまちを回遊してもらえたことが、滞在時間の長期化や宿泊客数の増加に繋がった」と市の担当者は話した。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|