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鶴見区 社会

公開日:2025.08.07

京浜地区の工場ツアー
日産とキリンビールが協力

  • ロボットによるエンジン組み立て=日産自動車横浜工場

  • ビールに使うホップの香りをかぐ参加者=キリンビール横浜工場

 日産自動車(株)横浜工場と、キリンビール(株)横浜工場が協力し、工場がある神奈川区と鶴見区の親子を対象にした見学ツアーが、7月24日と25日の2日間に分けて行われた。

 2017年から続くこの取り組みは、両社の品質にこだわったものづくりの姿勢や技術を体感してもらおうと夏休み期間に合わせて行われているもの。神奈川・鶴見の両区役所との共催で、24日は神奈川区、25日は鶴見区の親子ら約25人ずつが参加した。

 エクストレイルやGT-Rのエンジン製造を行っている日産の工場では、ロボットによるエンジン組み立ての様子や、「匠」と呼ばれる技能者が約1200のエンジンパーツを手組みする部屋などを見学。小学6年生の男子は「学校の社会科見学では見られなかったGT-Rのエンジンを見ることが出来てうれしかった」と話した。

 来年工場移転100周年を迎えるキリンビールの工場では、ビールの原料となる麦芽やホップを手に取り、味や匂いを体感。ビールの発酵のもととなる麦汁の試飲もあり、甘さを感じる味に参加者は驚いていた。同社の担当者は「地元の工場でものづくりを見てワクワクを体験してもらい、地域の活性化に貢献できれば」と語った。

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