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鶴見区 文化

公開日:2025.10.23

住民が稲刈りで汗流す
横溝屋敷で稲作体験

  • 稲刈りを楽しむ参加者たち

 獅子ヶ谷のみその公園「横溝屋敷」で10月5日、屋敷前の150坪の田んぼに育つもち米の稲刈りが行われた。近隣に住む親子ら約80人が参加し、気持ちよく汗を流した。

 江戸時代には横溝家も屋敷周辺の広大な土地で稲作をしていた。今回の稲刈りは、その文化を住民に体験してもらおうと同館が2006年から行う「五郎兵衛稲作教室」の一環。田おこしから脱穀など、稲作の一連の流れを体験している。

 当日は米作りの経験のある地元のボランティアが協力し、参加者たちに鎌の使い方や稲刈りのコツを伝授。徐々に鎌の使い方などに慣れ、笑顔で収穫する様子が見られた。また、周辺の彼岸花もちょうど綺麗に咲いていて、写真撮影も楽しんでいた。

 稲刈り後には、はさに束ねた稲を架けて自然乾燥させた。脱穀は今月末に改めて行われる。同館の新田弘子館長は「皆さん真剣に取り組んでくれて、時折見せる笑顔にとてもほっこりしました」と笑顔で語った。

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