鶴見区 社会
公開日:2025.11.27
小野町
「マンホール調査隊」が活躍
まちの防災マップ更新で探索
子どもたちが小野町にある消火栓のマンホールを探す、「マンホール調査隊」の活動がこのほど行われた。
これは、小野町自治会(福田稔会長)と同町子供育成会、自治会女性部が協力して行ったもの。「自治会で独自の防災マップを作っているが、前回の作成から約8年が経ち、その間に新たな宅地造成や建物の名称が変わったりした」と福田会長。また、この8年間の間に鶴見工業高校の跡地に横浜鶴見リハビリテーション病院などが建ち、AEDを備えている施設も増えた。そして、地域の子どもたちが「消火栓」と記された黄色いマンホールに興味を持ったことをきっかけに、子どもたちにも協力してもらいながら防災マップを更新しようと動き出した。
当日は約30人が参加。グループに分かれ、白地図を片手に消火栓のマンホールやAEDの設置個所などを探索。「見つけた」とあちこちで子どもたちの歓声があがり、大人も楽しみながら白地図に記載していった。
最終的に約50カ所の消火栓のマンホールなどが見つかった。今後は正式な地図を作成し、自治会員や地域で配布するという。福田会長は「子どもたちと一緒に防災について考えるきっかけにできて良かった。新しい情報を盛り込んだ防災マップの完成が楽しみです」と笑顔で語った。
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