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鶴見区 文化

公開日:2025.12.25

ヨコハマベイフィルハーモニー
市場小児童と「第九」合唱
迫力の歌声に会場も歓喜

  • 合唱団と児童たち200人の歌声が響いた

 市民オーケストラ「ヨコハマベイフィルハーモニー」が市場小学校の児童と「第九」を合唱する演奏会が12月14日、同校体育館で開かれた。

 潮田地区センターなどを拠点に練習を重ねる同楽団。同校の児童も参加して第九を歌う演奏会は昨年に続き2回目。市場地区第二自治連合会や同校コミュニティハウスなど多くの協力があって行われた。

 今年は児童有志18人が参加し、第九をドイツ語で合唱するために同楽団と10回近く練習するなど準備を進めてきた。今年は1年生の児童が8人も参加し、同楽団の池谷真澄団長=「人物風土記」で紹介=は「カタカナだらけの歌詞を覚えるのは大変だったと思う。みんな頑張ってくれました」と笑顔で語る。

 当日は昨年を上回る約700人の地域住民らが訪れた。演奏会では同楽団がアンダーソン「クリスマスフェスティバル」などを披露したあと、児童たちとベートーベン交響曲第九番第四楽章「歓喜の歌」を合唱。美しいハーモニーに会場から大きな拍手が送られ、アンコールを求める声が飛んだ。池谷さんは「子どもたちが加わることで音楽の印象がこれほど変わるかと改めて実感した。6歳から80代の全員で作り上げた、まさに私たちだけの『第九』になりました」と笑顔で語った。

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