鶴見区 トップニュース教育
公開日:2026.01.22
豊岡小学校
まちの"道"に名前を
活性化寄与へ地元と協力
市立豊岡小学校で1月14日、5年4組の児童たちが豊岡の歴史を学ぶ特別授業が行われた。これは、豊岡のまちの"道"に名前をつけるプロジェクトの一環で、当日は講師として鶴見歴史の会の齋藤美枝さんが招かれた。児童たちは鶴見や豊岡の歴史のほか、坂道の名前が付いた由来などを学び、これから考える名前の候補に想像を膨らませていた。
今回の取組みは、同クラスが総合的な学習の時間で豊岡のまちの魅力を発信したいと企画したもの。そのために児童たちは豊岡商店街を巡ったり、地元の人に話を聞く中で「まちにある道に名前をつけてほしい」という依頼を受けた。
依頼したのは、地元自治会、豊岡地区連合会の木佐美信行会長。豊岡では現在、有志が中心となって地域の情報発信と回遊性向上を目的に自治会掲示板を活用した案内板の作成や通りの名前を考える「まちしるべ」の計画を進めていて、その一環で児童たちにも協力してもらおうということになった。木佐美会長は「名前を考えるために子どもたちがまちを歩き、話を聞き、地元に思いを馳せてくれることがとてもありがたい」と笑顔で語る。
そして始まった「豊岡 道の名前プロジェクト」。今回は道の名前を考えるために改めて地元の歴史を知ろうと、齋藤さんに講師を依頼した。
齋藤さんは「豊岡」という地名が1889(明治22)年に生まれたこと、この地域が他に先駆けて西洋野菜の栽培を始め、高台が多く見晴らしが良かったことから「豊かで実りのある丘」として「豊岡」と名付けられたと紹介。また、大本山總持寺が移転してきて門前町として周囲が栄え、臨海工業地帯の発展と共に豊岡地区も商店や住宅が増えていったことなどが説明された。
また、成願寺そばにある「見返し坂」の由来なども聞き、道の名前にはそれぞれエピソードなどがあることも学んだ。
授業を終え、児童からは「いつも通っている道やまちの歴史を知ることでより興味が高まった。改めて自分たちでも調べていきたい」といった声が聞かれた。齋藤さんは「知れば知るほど楽しいのが鶴見の魅力。ぜひこれからも豊岡や鶴見のまちに関心を持ってもらえたら」と語りかけた。
「まちしるべ」でまち普請
「まちしるべ」の計画は、横浜市から助成が受けられる「まち普請事業」に応募中で1月25日に2次コンテストが行われる。木佐美会長は「子どもたちにも協力してもらいながら、鶴見駅西口をより活性化していくために、この活動を地域の皆さんと盛り上げていきたい」と思いを語った。
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