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公開日:2026.03.05
東部児相が4月開所へ
生麦に 市内5カ所目
東部児童相談所が4月1日、生麦に開所する。横浜市内5カ所目の児相として鶴見区と神奈川区を管轄。市は児童虐待に関する相談件数が増加傾向にある状況等を踏まえ、迅速な対応と細やかな支援体制の構築を目指す。
相談件数は10年で2倍超
児童相談所は18歳未満の子どもに関する虐待や養育、障害、非行など様々な課題の相談に応じ、専門的な調査・判定・支援を行う施設。横浜市内にはこれまで、中央・北部・西部・南部の4カ所があった。緊急時には一時保護も行う。
市によると、2024年度の市内児童相談所での児童虐待相談の対応件数は9365件。15年度は3892件で、この10年で約2・4倍に増えている。これまで鶴見区・神奈川区は、中央児相=南区=が管轄していたが、増加する相談などにより迅速に対応するため、市は21年から東部児相の設置を検討してきた。
東部児相は首都高速生麦JCT近くに新設され、RC造地上4階建て、延床面積約2634平方メートルの規模。施設内には相談室や心理室、遊戯療法室などのほか、「司法面接室」を設置。性被害など重篤な被害を受けた子どもに対し、警察・検察・児相の三者が合同で聞き取りを行うことで子どもの心理的負担を最小限に抑える。内装にはソファーや壁紙を工夫し、リラックスして話せる環境を整えている。また、子どもたちが外の空気に触れられるよう、園庭やバルコニーも整備されている。
市担当者は東部児相の設置にあたり、「生麦の皆さんが快く協力してくれたことが本当にありがたい。地域に根差した児相として、関係機関との連携や地域の皆さまとの交流を進めてきたい」と話す。一方で、地元のある市議は市全体の児相の職員数が法定の定数に足りていないことを挙げ、「東部も含め、適切な相談体制や職員に過度な負担が掛かりすぎないよう、今後も職員増を求めていきたい」と話した。
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