全国中学校水泳競技大会(全中)の神奈川県予選会が、横浜国際プールで7月23・24日に行われた。
一発勝負となる同大会で、セントラルスイムクラブ横浜=神奈川区片倉=所属の伊東美音さん(浦島丘中2年・女子100m平泳ぎ)、藤林大厳くん(神奈川中2年・メドレーリレー)、舛行岳くん(神奈川中1年・メドレーリレー)が、それぞれ参加標準記録を突破。8月21日〜23日に栃木県小山市で行われる全中への切符を手に入れた。
伊東さんは、コーチ陣のレベルの高さにひかれて昨春、同クラブに移籍してきた。藤林くんは2月に、一般コースから選手コースに上がったばかり。舛行くんは、同クラブの育成コースから選手コースへ。歩んできた競泳人生は三者三様だが、目指すは「全中での自己ベスト更新」と同じ答えが返ってきた。
3人を指導する五十嵐和敬コーチは「自分自身で目標に取り組める選手を育てている」と話す。ロンドン五輪の出場選手を育てた竹中慎太郎チーフインストラクターは「全中は五輪の登竜門です。成長する過程を見るのも面白いですよ」と教えてくれた。
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