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神奈川区 スポーツ

公開日:2013.06.13

神奈川工業ラグビー部員
「相撲部」で大活躍
関東大会出場の立役者に

  • まわし姿も様になっている

 神奈川工業高校相撲部は6月8・9日、埼玉県で行われた関東大会に出場し、団体戦予選1勝2敗で惜しくも敗退した。今大会の県予選会は4月29日に行われ、同校相撲部は団体戦で3位となっていた。

 関東大会出場という成績を残した同校相撲部だが、今回出場した選手のうち、もともと相撲部として活動していたのは部長の渡邉拓也さんただ1人。残る12人は、皆ラグビー部の部員たちだ。

 共に部員不足に悩んでいた相撲部とラグビー部。それぞれの顧問である須藤繁幸教諭と田代公伸教諭が同じ体育科という縁もあり、ラグビー部が出稽古に訪れるようになったのが今年の2月。以来、毎週金曜日は土俵で汗を流した。ラグビー部部長の飯田貴行さんは「相撲の立合いはラグビーのスクラムを組む瞬間に似ている」とその共通点を語る。昨年はたった一人で練習を続けていたという渡邉さんは「今は、にぎやかで楽しく練習ができている。良い影響が生まれていると思う」と笑顔を見せる。

 関東大会は終わったが、今後も相撲部での練習は続けるという。秋の全国高校ラグビー大会予県予選には、渡邉さんが参加することも検討中。異種共闘で、互いに成長し続ける。

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