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神奈川区 人物風土記

公開日:2014.09.11

交通安全功労者として内閣府から表彰された
岡田 孝さん
旭ヶ丘在住 78歳

「事故ゼロの街にしたい」

 ○…神奈川区自治会町内会交通部連絡委員会の委員長を約20年務めての受賞。「委員会のみんなで受賞したものを、私が代表者として受け取っただけだよ」と優しく微笑む。区内の全町会にメンバーがいる大規模な地域団体を引っぱるリーダーとして、主要交差点での立哨や交通安全教室、夜間パトロールはもちろん、機関誌の定期発行にいたるまで神奈川区の交通事故防止に情熱を注ぐ。

 ○…交通事故の多かった1970年代。企業会員がメーンとなる交通安全協会には地域住民による組織がなかったため、当時の会長の勧めで市内唯一の団体として仲間とともに活動をスタートさせた。「安協や安管とも一致団結しなければ、ここまで続かなかったと思う」と振り返る。地道な取り組みに成果を実感しており、感謝の声も届くが「今回表彰された区町村には、何年も事故がない町がある。うちも交通事故ゼロが目標だね」

 ○…小学校時代は、目の前にある反町公園の遊園地でよく遊んだ。実家は80年続く葬儀店だが、横浜商業高校の理容科を卒業してから約20年、理容師として働いた。「理容師だったなんて、知っている人はあんまりいないよ」と照れ臭そうに顔を横に振る。30代で実家を継ぎ、おくりびとに。「たくさんの人の生き様を見てきた。地域活動で生かされている部分もある」。町内会や防犯指導員、青少年指導員の会長なども務めるが「人に恵まれた。人間関係で苦労したことがないから、活動も楽しいよ」と笑みがこぼれる。

 ○…「趣味なんてない」と言うが、通りかかった仲間に「岡田さん、カラオケ上手いんだよ」と言われて頬を染める。仕事がない日も地域活動のレジュメ作りで忙しい日々を送る。「これから少しの間検査入院するから、ゆっくりできそう」と冗談っぽく笑う。「世の中が少しでも良くなればいい。委員会の活動が長く続いてくれれば嬉しい」

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