神奈川警察署(長澤嘉信署長)は3月16日、振り込め詐欺を二日連続で未然防止した横浜信用金庫大口支店(濱崎勇支店長)に感謝状を贈った。
同支店が最初に振り込め詐欺の現場に遭遇したのは、3月2日。高齢の女性から「医療費の還付金がある」との話を受けた窓口職員が、還付金詐欺と判断。女性へ説得するとともに警察へ通報し、食い止めた。
また、翌3日には「田舎で不幸があったので、息子に300万円渡したい」と話す高齢の男性が来店。次男に電話確認をし警察に通報。被害を未然に防ぐことができた。詐欺を見破った平林佳明融資課長は「(犯人が)無人の出張所に誘導していたことなど、不自然だった」と振り返っていた。
3月15日現在、県内では149件発生(未遂含む)しており、今年に入って既に約3億7千万円の被害が起きている。神奈川署は「区内では区職員をかたる還付金詐欺が多い」と注意を呼びかけている。
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