神奈川区 文化
公開日:2017.01.26
地元企業43社
「競技かるた」普及に一役
横浜大会に協賛
第98回全国競技かるた横浜大会が1月22日、神奈川トヨタ自動車=栄町=で行われ、A〜C級の有段者たちが各カテゴリーで対戦した=写真。今大会は地元企業43社が協賛する地域密着の大会となった。
競技かるたは「名人位・クイーン位決定戦」などのタイトル戦を頂点に、年間49回の全国大会が実施されている。全国には100を超す同好会があり、日々練習や普及活動に励んでいる。同大会を主催する横浜隼会がその筆頭だという。
決勝戦持ち越し
約300畳が敷き詰められた会場には、全国各地から582人が集まった。競技者は一対一で向き合い、張り詰めた静寂の中で和歌に集中。詠み手が声を発した瞬間、目にも止まらぬスピードで札を払う。この静と動の対比が醍醐味だ。
1試合にかかる時間は約1時間半におよぶ。今大会はトーナメント形式で7回戦までを予定していたが、決勝戦はすっかり夜。2月5日に鶴見大学で開催される無段者大会に持ち越しとなった。
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