神奈川区内で活躍する経営者を紹介する「社長列伝」コーナー。9人目は、株式会社三基工業の鈴木晶仁代表(35)です。
――会社の沿革について教えてください。
「建物の解体や廃棄物処理を行う株式会社三基から、建物の解体を専門に扱う会社として2002年に立ち上がりました。私は09年から代表取締役に就きました。現在は作業スタッフ23人と業務を行っています」
――ビジネス概要を教えてください。
「首都圏を中心に住宅に限らず年間約400件の建物解体を請け負っています。依頼を受けると、見積もりなどの関係書類の作成から工事まで行います。また、解体時に発生した廃棄物などは、親会社である三基と連携しながら処理を行っています」
――業務を実施する上で日頃から大切にしていることはありますか。
「実際、現場に出て建物を解体するので、作業場の安全配慮を特に気をつけています。突然の強風や地震などが起こることも考え、リスクマネジメントはしっかりと行います。こうした取り組みを続けることが依頼主からの信頼にも繋がると考えています」
――鈴木さんは青年会議所(JC)に所属していますが、どんなことをしていますか。
「以前父もJCに所属していた関係で2年前から入り、今年で3年目となります。経営者など多種多様の人が集い、よりよい社会に向けた事業について語り合います。ここで得られる人脈や交わされる意見は、経営者として刺激になることばかりです」
――これからの展望を教えてください。
「子どもの頃から父が経営する会社と関わりながら育ってきました。これからは父が築いた基盤を活かしながら、時代のニーズに即して経営していきたいです。近年社会問題化している人手不足は弊社でも向き合うべき課題です。魅力ある職場づくりに力を入れていきます。新たな人材を呼び込み、事業を拡大できるように精進していきたいです」
■株式会社三基工業/白幡南町30―10/【電話】045・421・0156/総合建物解体工事業/【URL】http://www.san-ki.co.jp/
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