生物多様性の保全を目指して、京浜臨海部の企業緑地や池などでトンボの追跡調査をする「トンボはドコまで飛ぶかフォーラム」(吉田洋子代表)=事務局・泉町=が10月28日、市内の小中学生を対象に6月から10月まで9カ所で実施された「トンボとり大作戦」の報告会・表彰式を神奈川地区センターで開催した。
延べ355人が参加
参加した子どもたちは述べ355人。捕獲・マーキングされたトンボは9種587頭で再捕獲されたトンボは5種32頭にのぼった。再捕獲されたトンボはすべてマーキングされた場所で捕獲されたトンボで、他の地点から移動したトンボは確認できなかったという。
会場では、トンボ博士の田口正男氏が「都市の調査としては膨大な数であり、成果といえる」と今年の大作戦を総括。二ツ池子どもエコクラブの子どもたちは、トンボの模型を使い、種類によって捕り方が違うことを説明した。
7人が表彰され、大賞には22回参加した工藤祥真くん(潮田小4年)が選ばれた。吉田代表は「猛暑が続いてトンボの数は少なかったが、新発見もあった。無事に終えることができてほっとしている」と振り返った。
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>