第3回新子安地区こどもみらい会議が2月28日、子安小学校で行われた。
同会議は子どもが安心して過ごせるまちづくりを目指し、地域と関係機関がより一層つながり協働し、子どもの未来が明るくなるようにと、昨年3月に同地区の社会福祉協議会が初めて開催。民生委員児童委員協議会や地区内の保育園・幼稚園、学童クラブ、子育て支援拠点かなーちえ、区役所が参加している。
専門家講師に招き
今回は児童福祉の専門家であるスクールソーシャルワーカーの遠藤建人氏を講師に招き、「子どもに寄り添う地域の役割について」をテーマとした講座と「フラワープロジェクト」についてのワークショップが行われた。
講演では「子どもには親でも学校の先生でもない他の大人が必要であり、その役割を果たせるのが、地域の大人である」と提言された。ワークショップ内では、その提言が生かされた、地域にいる子どもと様々な団体が協力し、種から花を公園で育てる、フラワープロジェクトの計画などが話し合われた。
講師を務めた遠藤氏は「種をまいて関係が終わるのではなく、育てていく中で多くの大人と関係を築けて、継続することができるというこの取り組みの発想が素晴らしいと思う。ぜひ実施してほしい」と話した。
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