小学校でのプログラミング教育が2020年度から必修化されるのに先立ち、子安小学校では「プログラミング教室」が5日間かけて実施された。
外部の協力で
この授業は(一社)横浜すぱいすの古川三千代さんの協力で実施されているもの。5、6年生は外部講師から、1〜4年生は各担任教諭による指導を受け、プログラミングの基礎とともに自ら学ぶ主体性を育んでいる。
同教室でプログラミングを学んで2年目となる6年生の児童たちは、チームごとに自分たちだけのロボット制作に挑戦。情報科学専門学校の学生たちのサポートを受けながらロボットのテーマや機能を決め、その後さまざまな色のブロックを使いロボットを形作って、それをパソコンとタブレット端末からの指示に対応するセンサーやボタンなどのIoTブロックと組み合わせることで、動き出すように作り上げた。
ロボットを完成させた後はチームごとに発表を実施。あいさつしてもらえないと悲しいという理由から、人が通ると8秒おきに「おはようございます」と話しかけてくれる「あいさつロボット」を手掛けた班や、先生の働き方改革のためにと「プリントを配ってくれるロボット」、目が不自由などの理由から地図が読めない人のために「道案内してくれるロボット」など発想豊かな作品の数々が生み出された。
古川さんは「こうした体験から子どもたちの想像力や論理性が培われ、楽しいからもっとやりたいという気持ちを育んでもらえたら」と話した。
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