MM21街区NEWS【18】 人材交流で技術革新へ 横浜ガジェットまつりに6千人
富士ゼロックス(株)をはじめとしたみなとみらい21(MM)地区の企業9社と横浜市がこのほど、「横浜ガジェットまつり2019」をみなとみらい駅周辺と新高島駅周辺の合わせて9会場で開いた。今年で5回目となるが、約20のトークイベント・ワークショップや約100のブースが出展するなど、過去最大規模で開催。来場者数も約6000人が来場し最多となった。
横浜市は企業や大学などの連携により、街全体でイノベーション人材の交流やビジネスの創出などに挑戦する「イノベーション都市・横浜」を今年1月に宣言。同宣言に即した取り組みを「YOXO(よくぞ)」と名付け、人材交流を促進している。
「YOXO」の象徴
MM地区は、開発が9割進みグローバル企業の研究開発拠点が集積している。一方で関内地区は、ベンチャー企業やスタートアップ企業が集まっている状況だ。同まつりは、その両者の人材と学生、市民が一同に集まり「目新しいツール」という意味を持つ「ガジェット」をテーマに交流を図るもの。市経済局の高木秀昭新産業創造課長は「人材の交流を促すガジェットまつりは、まさにYOXOの象徴的なイベントです」と話す。
同まつりの一環で10月25日には、資生堂の研究施設「S/PARK」を会場に大手企業のエンジニアなどとスタートアップ企業家が登壇し、新規事業について語り合う企画を実施。AI(人工知能)や身の回りのモノがネットに繋がるIoTを活用した新商品などについて、意見を交わし、事業のヒントを共有した。また訪れた人は、ドローンやプログラミングなど企業が開発した最先端技術を体験した。
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