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神奈川区 文化

公開日:2020.03.05

横浜みなとみらいホール
今年の公演概要発表
地元横浜ならではの企画も

  • 新館長の新井鷗子氏(左)と現館長の池辺晋一郎氏

 横浜みなとみらいホールは2月19日、報道陣向けに2020年度の公演内容の発表会を行った。



 昨秋好評だった市内の教会、学校と連携した「パイプオルガンと横浜の街」(5月20日〜)や映画音楽をテーマにした「横浜シネマパラダイス」(5月26日)など、春は地元横浜ならではの企画を展開。秋はベートヴェン生誕250年にちなみ「第九」コンサートを行う。



 同館では4月1日付で、13年館長を務めた作曲家の池辺晋一郎氏に代わり、新井鷗子氏が新館長に就任する。1989年の横浜博覧会の音楽担当からみなとみらいに携わる池辺氏は「この地区に関わることは運命だったと感じる。新館長が未来を築いてくれると信じています」とエール。



 横浜音祭りのディレクターも務める新井氏は「横浜は市民活動としての音楽が盛んな印象」と話し、来年1月から2022年10月まで修繕工事による長期休館を踏まえ「VRや5Gの技術を使い学校や病院にホールをまるごと再現するなど、休館中だからこそファンを増やしていきたい」と意欲を見せた。



 同館では新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、館内のアルコール消毒液の増設や出演者への配慮を行うと説明。また2月26日には、3月14日までに予定していた主催事業の中止を発表した。(3月2日起稿)

 

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