神奈川区 教育
公開日:2020.10.15
保育の方向性共有
大学教授が講演
市が3月に策定した「よこはま☆保育・教育宣言」の周知や、保育の方向性などを学ぶ講演会が9月24日、保土ケ谷公会堂で行われた。
同宣言は、行政が市内の保育・教育施設で働く職員と教育方針などの方向性を共有し、園による偏りを少なくするための指針。市内には1千を超える保育園や幼稚園があり、運営方針は各園で異なることから、その違いに困惑する園の職員や保護者もいるという。
講師に玉川大学で乳幼児発達学を教える大豆生田(おおまめうだ)啓友教授を招き、教育現場の実情を説明した上で課題解決方法を発表。子ども一人一人の良さを発見する姿勢や職場のコミュニケーションを円滑にするなどの必要性を伝えた。
参加した40代の保育士は「子どもや保護者に信頼してもらえる環境を作るためには、園の特徴を守りつつ、指導を統一する両方が大切だと感じた」と振り返った。
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