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神奈川区 教育

公開日:2021.08.19

目指せ「弁当・惣菜日本一」
神大・文教大、スーパーと商品開発

  • 仕上げにソースをかける学生

  • 学生が考案した弁当

 神奈川大学工学部の高野倉雅人教授のゼミでは、文教大学=茅ケ崎市=の健康栄養学部・笠岡誠一教授のゼミと、神奈川県下でスーパーマーケット11店を展開するスズキヤと協力して新たな弁当・惣菜の開発に取り組んでいる。



 これまでも企業とのコラボレーションを行ってきた文教大との合同ゼミとして商品づくりに着手。全国のスーパーマーケットやコンビニエンスストア、 専門店などで実際に販売している弁当やお惣菜、サラダ、パンなどから優れた商品を選出する「お弁当・お惣菜大賞2022」へのエントリーを目指す。



 6月には文教大・笠岡教授の研究する「腸活」をテーマにしたメニューなど17品を、スズキヤの中村洋子社長にプレゼンした。中村社長は「価格が安すぎる」など販売に向けた課題を指摘しながら、「私たちが考える弁当とは発想が異なるものがたくさん。すぐに商品化したいものもあった」と評価した。



 神奈川大学側は販売促進の役割を担っており、高野倉教授は「ゼミ生にとっては、これまで学んできたUX(ユーザー目線での体験)を生かしたデザインを実践する初の機会ながら、お弁当やお惣菜のデザインから販売促進まで主体的に楽しんで取り組んでいた」と話した。



 プレゼンテーションで提案された17品は、9月までスズキヤ店舗で販売されている。

 

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