ひきこもり支援説明会
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住宅街の路地を使って昔ながらの遊びなどを楽しむ「みちあそび」が、13日に六角橋地域で行われた。
地域で暮らす子どもや高齢者などの多世代交流を深める場をつくろうと、六角橋自治連合会や六角橋西町自治協力会、六角橋地区社会福祉協議会などが連携して実施。六角橋2丁目にある路地の道路使用許可を得て、午後1時30分から2時間を「遊び場」として開放した。
会場にはベーゴマやけん玉、ぽっくりといった遊び道具が並び、子どもたちは懐かしそうに遊ぶお年寄りに教わりながら見よう見まねで体験。道路をキャンバスに見立てたチョーク遊びも用意され、色とりどりの絵が路上を彩った。母親と参加した子どもは「道路に絵を描いたのは初めて。すごく楽しかった」と笑顔を見せ、 子どもたちにこま回しの腕を披露した男性は「童心に帰ったよう」と満足そうに話した。
まち挙げて子育てを
神奈川区では、区役所や社協、諸団体が住民と取り組む高齢者や子育て支援といった活動の指針となる「神奈川区地域福祉保健計画(かながわ支え愛プラン)」の第4期計画が進められており、六角橋では区内の各地域が取り組む地区別計画の柱の一つに「まちを挙げた子育て支援」を盛り込んでいる。
みちあそびを主導した六角橋西町自治協力会の浅井信二さんは、「これまでは防災や高齢者支援に重点を置きがちで、子どもたちに対する取り組みが手薄だった。これからは遊び場の提供などを通して、地域で子育てを見守る活動にも力を入れていかないといけない」という。
今回の試みはその一環で、東京都を中心にみちあそびイベントを実施している一般社団法人TOKYO PLAYの活動を参考にしながら、2年ほど前から準備を進めてきたという。初めての実施にも関わらず、参加した子どもは100人を超える盛況ぶりだった。
同法人代表理事の嶋村仁志さんは「昔の子どもは路上で遊ぶ中で近所の大人たちにかわいがってもらったり、迷惑とはどういうことかを学んだりしてきた。(みちあそびには)世代や垣根を超えた遊びを通して、地域と子どもが一体となって成長していく魅力がある」と話した。
六角橋では今後、月1回ほどのみちあそびを連合会所属の自治会町内会が持ち回りで実施する予定という。
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