横浜で遊び場づくりを推進する 高橋 利道さん 三枚町在住 44歳
子ども主体の遊び場を
○…NPO法人横浜にプレイパークを創ろうネットワークに携わり、街や職場、商業施設などに出張して「遊び場づくり」を行う「よこはまプレイキャラバン」と題した企画を考案した。「子どもの遊び場はどんどん減ってきています。この企画を通じて遊びやその環境づくりの価値を広く伝えていきたいです」と話し「子どもたちがいきいき遊べる場所や活動を持続可能にするためのファンドレイジングの取り組みでもあります」と紹介する。
○…片倉うさぎ山プレイパークに初めて訪れたのは、23歳。福井の大学院で建築や土木を学ぶなかで、子どもの遊び場づくりに興味を持った。プレイパークを運営する団体が集う全国研究会に赴き「インターンでプレイリーダーをやりたい」と呼びかけた時に受け入れてくれたのがうさぎ山だった。
○…大学院卒業後は、企業などに就職せずに縁のあるうさぎ山プレイパークへ。アルバイトで生計を立てながら、プレイリーダーとして活動した。しかし2年ほどで家庭の事情により、出身地の大阪に戻ることに。そこで建設や教育のコンサルタント企業で働き、一般社会でも通用する仕事力を身に着けるとともに、大阪を中心にプレイパークの活動にも携わった。
○…32歳のとき同法人に戻り、現在は、独立しフリーランスで複数の団体に携わる。東京と横浜を行き来しながら子どもの遊び場づくりに奔走する。「現代において子どもの周りに常に大人がいて、子どもの過ごし方を大人が決めてしまうことが多い」と説明し、「プレイパークは、子どもが自由に遊べる場所。よこはまプレイキャラバンを通じてその価値を1人でも多く方に知っていただけたら」と呼びかける。
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