防災の日を前に子育て中の保護者らを対象とした防災イベント「〜未来の命を預かるあなたへ〜防災ママカフェ&交流会」が8月22日、神奈川県住宅供給公社ビル1階=中区=で開催された。同イベントは、同公社1階を拠点に活動するライフデザインラボのメンバーで防災士の資格を持つ石川澄江さん=神奈川区在住=を中心に企画された。
当日は、東日本大震災で被災地の保護者や子どもに向けて物資支援活動を実施し、被災地の現実と生き残るための知恵を日本各地で伝えるかもんまゆ氏を講師に防災セミナーを実施。
かもん氏は「地震発生後、15分以内に亡くなる人が9割」「南海トラフ地震は、発生後2分で津波がくる」など具体的な災害時の想定や被災地、避難場所の状況を写真や映像をみせながら解説。また、災害に備えるために今できることとして、地震や津波などの「敵を知る」、家族の災害に対する弱点を書き出し、被災後10日間をリアルにシミュレーションするなど「自分を知る」ことから、防災リュックの用意や子どもに命を守る方法を教えるなど「準備する」の3ステップを紹介し、災害に備える大切さを伝えた。セミナーの後は、備蓄食付きの交流会を実施。備蓄食の食べ方やセミナーで学んだことなどを話し合った。
|
<PR>