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神奈川区 文化

公開日:2022.09.08

区内の昔話 朗読で学ぶ
子どもらに6話披露

  • リーディングの会による朗読を聞く参加者ら



 神奈川図書館でこのほど、「神奈川区にまつわる昔話朗読会」が開催された。





 朗読会は、小学3年生から中学3年生までを対象にした同館とかなっくホールによる企画の初回として行われたもの。同企画の最終回では、子どもたちが区内の昔話を影絵と音楽で表現した作品を同ホールで上演。その作品づくりの参考にすべく、同館に所蔵されている民話や郷土資料を朗読で学ぶことをねらいとした。





 朗読は同ホールで上演などを行う「かなっくリーディングの会」が担当し、「浦島太郎」や「滝野川の河童」、「くわばら、くわばら」など6話を披露。参加した親子らは、物語の場面や登場人物の感情を伝えるために抑揚や声色の変化をつけた朗読に耳を傾けていた。「話に引き込まれて30分があっという間でした」と参加者。最後には朗読された話が収録された本を、図書館職員が紹介する場面もあった。





 また同企画の最終回となった8月14日には、同ホールで「夜泣き石」を題材にした30分ほどの影絵と演奏を発表した。

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