神奈川区 スポーツ
公開日：2022.11.03
プロ野球ドラフト会議
飛田選手 ＳＢ（ソフトバンク）から育成指名
子安小・浦島丘中の卒業生
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育成からの飛躍を目指す飛田選手
プロ野球のドラフト会議が10月20日に都内で行われ、子安小学校・浦島丘中学校出身の飛田悠成選手（横浜市立金沢高校３年）が福岡ソフトバンクホークスから育成12位で指名された。
小学４年生で鶴見区の寺尾ジャイアンツに入部した飛田選手。「腕が長くしなりがあり、将来性を感じる選手。１〜２年で体を作れば、大きく成長する可能性を秘めている」と、球団から将来性を評価されての指名となった。公立校の同高からの指名は初。ドラフト当日は教室で仲間と中継を見届け「呼ばれてうれしかったし、驚きもあった」と話す。
目標は千賀投手
中学時代は横浜緑リトルシニアでプレー。卒業後に「公立校で強豪私学を倒したい」と進んだ同高では、１年秋から内野手としてメンバー入りした。昨年から投手としても練習を始め、今年の春季大会・桐光学園戦で初先発。「課題も多く感じたけど、通用する部分もあった」と手応えをつかむと、今夏は１番打者としてチームをけん引。マウンドにも上がり、県ベスト16に貢献した。
プロ志望届の提出時は、両親から「大学進学も考えて」という声もあったという。それでも「今までとは比べ物にならない整った環境で、野球に１００％打ち込みたい」とプロへ進む意思を固めた。目標とするのは、同球団の千賀滉大選手のような球界を代表する投手。「育成から這い上がって、今まで支えてくれた方々にプレーする姿を見せて恩返ししたい」
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