神奈川区 社会
公開日:2023.03.30
竹を使用し、お酒造り
放置竹林問題に一手
三ツ沢下町在住の元発酵会社で技術責任者や工場長の経験がある廣谷精さん(85)は、竹を使ったリキュールづくりに挑戦している。竹は、たけのこの栽培などのために植えられてきたが、需要の減少などで日本全国で放置されるようになった。さらに繁殖力が強く、竹の根は浅く横に広がることから、土砂災害を引き起こす危険もあり、全国的に放置竹林が問題となっている。
廣谷さんは、バイオマスエネルギーをはじめとする再生可能エネルギーの活用や放置竹林の問題などを技術によって解決しようと取組む技術者集団であるNPO法人蔵前バイオエネルギーの理事を務めている。同法人では放置竹林の問題解決に向け、様々な活動をしてきたなかで、廣谷さんが自身の経験を活かした解決策を思いついた。
同法人のメンバーを招いた3回目の試飲会が3月16日、白楽駅近くの白楽ティーハウスで開催された。メンバーの一人は「以前より飲みやすく、竹の香りも心地よい」と感想。廣谷さんは「さらに味を追求しつつ、商品化や全国へ広げていく方法を模索していきたい」と話した。
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