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公開日:2023.04.20

神奈川区公示地価
上昇率が市内2番目に
鶴屋町2丁目が県2位

  • 新路線開通や再開発も進む羽沢南

  • 県内2位の上昇率となった鶴屋町2丁目付近

 国土交通省はこのほど、1月1日時点の県内公示地価を発表した。神奈川区は、住宅地の平均変動率が2・7%となり横浜市内で2番目の上昇率となった。相鉄・東急直通線開業や横浜駅の再開発などで羽沢南と幸ケ谷で5%以上の変動率を示し、区内商業地では、鶴屋町2丁目の地点で11・5%と神奈川県で2番目の上昇率となった。

 神奈川県全体の住宅地の平均変動率は1・4%(前年0・2%)と上昇率が拡大。県政策局によると、東京都心から40Km圏内にあり、利便性、接近性が良好な横浜市東部や中心部の上昇傾向が大きく、横浜市全体の平均変動率は1・5%(前年0・8%)となった。

 今回、調査対象となった神奈川区の標準地は住宅地24地点(選定替え1地点含む)、商業地12地点、工業地1地点となる。住宅地では、全地点で上昇。特に、羽沢南3丁目348番70(1平方メートルあたり22万円)の5・3%が最も上昇率が高く、次いで幸ケ谷7番6(同37万3千円)が5・1%上昇と続いた。県政策局によると、相鉄・東急直通線開業や横浜駅から近く交通の利便性の良さが影響したと考えられる。区の平均変動率は、2・7%(前年1・7%)と市内で西区についで2番目の上昇率を示した。

横浜駅周辺の再開発 

 商業地の平均変動率は、市内で3・4%(前年1・6%)と上昇幅が増えた。神奈川区は5・0%(前年2・7%)と市の平均を大きく上回っており、なかでも、鶴屋町2丁目24番1が11・5%(1平方メートルあたり310万円)と大きく上昇。個別の地点では県内2番目の上昇率となった。県政策局によると、横浜駅周辺の再開発による商業施設の開業などが起因しているという。

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