神奈川区 教育
公開日:2024.01.11
市場の食材を給食に
1月12日の献立で
横浜市中央卸売市場の食材を使った給食が1月12日(金)、横浜市内全市立中学校など144校と給食室改修期間中の3校の小学校で実施される。地産地消の取組の一環で、身近な給食を通して「地元食材の美味しさを再確認してほしい」と同市場と横浜市の思いから企画された。
三浦産の魚と野菜を
当日は、同市場の水産物の卸売業者である横浜丸魚(株)が集荷した三浦半島の海で漁獲された「長井産鯖」と青果部の卸売業者である横浜丸中青果(株)が集荷した「三浦半島産のキャベツ・大根」が使用される。それらの食材を使い提供されるメニューは、鯖の野菜あんかけ(長井産鯖、三浦半島産キャベツ)とけんちん汁(三浦半島産大根)となっている。
長井産の鯖は、長井水産(株)によると、長井漁港で水揚げされた鯖で、漁獲後すぐにさばき、急速冷凍され鮮度抜群。渡辺昌志工場長は「地元のおいしい鯖を味わってほしいです」と呼びかける。また、三浦半島のキャベツと大根は、冬でも温暖な気候で育てており、キャベツはやわらかい品種を育成。生産者の出口剛さんは「食感や味の違いに気づいてもらえると嬉しいです」と話す。
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